スペイン語の勉強をしていて感じる疑問の1つにsaberとconocerの違いがありますよね。
2つとも「知っている」という意味の動詞なのですが、いつ、どんなときに、どちらの表現を使ったら良いのでしょうか?
saberとconocerにはニュアンスの違いがあります。
今回はこの動詞の使い方について簡単に解説して行きたいと思います。
saber「知識として」知っている
<例文>
・Sé que a el le gusta la carne. (彼が肉を好きなのは知っている)
・Linda sabe cuándo viene Kyu. (リンダはぺいじがいつ来るか知っている)
・¿Sabes dónde está la estación?(駅がどこにあるか知ってる?)
saberは「できる」「仕方を知っている」ときにも使う
<例文>
・Yo sé español. (私はスペイン語を話すことができる)
・¿Sabes tocar el piano? (ピアノを弾ける?)
こうなると今度はsaberとpoderの違いは何?ということになりますよね。
conocer「経験として」知っている
<例文>
・Conozco la canción. (その歌を知っている。※聞いたことがある)
・Conoce bien Kobe.(神戸をよく知っている。※行ったことがあるので)
・Conozco a Linda. (リンダと知り合いです。※会ったことがある)
まとめ
簡単にまとめると、saberとconocerは以下のように使い分けます。
・Sabes Kobe?
・Conoces Kobe?
上記の2つは「神戸を知っているか?」と聞いているのですが、saberの場合は、場所とか人口とか市長は誰とか、知識を聞いている感じです。
対してconocerは「行ったことある?」というニュアンスになります
知識か経験かで使い分けましょう!