言語学習のポイント(勉強法)

ホリエモン著書「英語の多動力」から学ぶ外国語の勉強法

インターネットは世界をフラットにした。

このフレーズで始まる堀江貴文氏の著書「英語の多動力」は僕のスペイン語学習に大きな影響を与えてくれました。

そこでこの本の中で共感し実践してきた部分を紹介したいと思います。

ここで紹介することは英語でもスペイン語でも中国語でも…どんな語学にも当てはまることです。きっとあなたの助けになるでしょう。

語学は実践で学ぶべきもの

座学が必要ないと言っているわけではない。

あなたが英語をしゃべれないのは、英語語を喋っていないからだ。

英文法の基礎を理解してから……。発音がうまくなってから……。日本人の多くは、外国人と喋る前にできる限りの準備をしようとする。

目的があり、それを達成するために準備すること自体は、すばらしい。でも、それを何日も何ヶ月も、もう何年もやっている人がいる。

僕は実践で英語をブラッシュアップしてきた。

(大事なのは)拙い英語でも伝えようとする行動力のほうだ。

これは本当にそのとおりだと感じました。

僕はスペイン語を学ぶとき、すぐにオンラインレッスンを受講することに決めました。

それはこれまでの英語学習で参考書や単語帳を買ったところで喋れるようにはならなかったからです。

なぜなら買っただけで学んだ気になってあまり勉強しなかったから。それにつまらなくて継続することができませんでした。

だからオンラインスクールに入会したんですね。

その経験から感じたのは「語学は実践で学ぶもの」と言うことです。

座学でテキストばかり眺めているのと、実際にコミュニケーションをとりながら学習するのは楽しさも習得具合も違いますね。

言葉は実際に使ってみる必要があります。

公言しろ。仕事を通して英語力を上げる

英語を使う機会がないから、英語を勉強しない。使う機会が出てきたら、英語を学ぼうと考える人が多い。これは極めてナンセンスな考え方だ。

ある会社の上司が、英語の仕事を部下に任せようとしたとき、英語を勉強しているらしい社員と、そんな話はいっさい聞かない社員がいたとしたら、どちらに声をかけるだろう。

前者だ。すると、英語を勉強していない人は、その仕事に関して は選択肢にも入れてもらえないのだ。これは大きな機会損失だ。

仕事で英語を使うチャンスをつかめ。一番英語力に聞くのはそれだ。

多くの人は仕事を通して英語力が上がった。

僕はこのフレーズを見てから周囲にスペイン語を勉強していることを公言しましたね。

その結果、スペイン人とコミュニケーションをとらなければいけないプロジェクトのメンバーに選ばれました。

そのときのスペイン語のレベルはA2で会話についていける状態ではありませんでした。ただ通訳がいるので問題ないんですね。他のメンバーもスペイン語を喋れませんし。

スペイン語を勉強していると公言していたので、スペイン人とのプロジェクトの話があったときに僕の顔が浮かんだのでしょう。

なんてことない理由でチャンスが巡ってくることもあるのです。

ホリエモンの言うとおりで公言した効果がありました。おかげで仕事の幅も自分の世界観もかなり広がりました。

また仕事でスペイン語を使わなければいけないことで、恥をかいたこともありましたが、語学力は飛躍的に伸びていきましたね。

40代でも遅くない。すぐに英語を勉強してください

これは元グーグル日本法人名誉会長である村上憲郎さんの言葉です。本の中で紹介されていました。

村上さんは「1日3時間、ほとんど1日も休まず3年間、英語を勉強しました」と言っています。

私の勉強法は極めてシンプルでした。やったことは3つです。

とりあえず 英単語をたくさん見ること、英語を1日1時間聞くこと、1時間英語の本を読むこと。これを3年間やりました。合計すると、3300時間程度です。ネイティブ・レベルとはいか ないまでも、5年後にはオーストラリアで英語で講演、8年後には 米国本社勤務を命じられ、5年の本社勤務の後に日本法人に取締役マーケティング本部長として帰任、その後は外資系企業の 日本法人の社長を何社か務め、そしてグーグル本社副社長兼日本 法人社長まで上り詰めることができました。

30代、40代でも今から英語を学べば、十分に勝負できます。

僕は三十路後半でスペイン語の勉強を始めましたが、十分に勝負できると感じています。

むしろこれまで培ってきた経験にスペイン語力が加わったので、最初から語学力で勝負していた人たちよりも深みがあると個人的には思っています。

もう30代、40代だから外国語を学ぶには遅すぎる…なんて思っていたら大間違いです。遅くなんてありません。いますぐ始めましょう。

まだまだ人生は折り返してすらいませんよ。

「やりきった内容」を記録し、見える化する

英語はある程度の時間をかけて真剣に取り組まなければ、そうそう身につくものではない。つまり根気が必要なのだ。

そのため、続けるためのコツとして、日々の時間管理を「見える化」することだ。

学習時間を記録するという方法は「継続の助け」になります。

僕は「Studyplus」というアプリを利用しで学習記録をつけています。

Studyplus
Studyplus
開発元:Studyplus Inc.
無料
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記録をつけていると「自分がどれくらい外国語に触れているか」を把握しやすくなります。

現状を正確に記録できていると「頑張れているな」とか「あまり勉強できていない」ということを理解できるので修正しやすいです。

それに僕は学習記録をツイッターやブログで報告しているので、そのときに「これだけ勉強できたよ。どや!」って言いたいのでモチベーションを保てています。

サボれない仕組みを作れ

最初の頃は「毎日勉強するぞ!」と高いモチベーションを持っていたとしても、その気持ちを継続して持ち続けるのは難しいことです。

どうせ投げ出すことが予測できるなら、投げ出すことができないようにことを運べばいい。

サボれない仕組みを作るためには…

  • ツイッターに毎日の学習結果を報告することを習慣にする
  • 高額な英会話スクールに入会し「重要度」を引き上げる

といったことを実践してみてはとホリエモンは書いていました。

ちなみに僕が実践して効果を感じた「サボれない仕組み」は以下のとおり。

  • 定期的にツイッターとブログで学習結果を報告する
  • オンラインレッスンに通い1ヶ月まとめて予約する
  • 周りに外国語を学んでいることと目標を公言する

これは効果ありますよ。ひとりで頑張るのって大変ですからね。仲間と目標を共有するのは重要なことです。

またオンラインレッスンで「毎日25分で◯◯円」って契約をしていると、レッスンを受けないと損したって気分になるので出席率が高くなりますね。

結果的に継続の助けになる。サボらなくなりますよ。

没頭できる勉強の仕方を見つけよう

学ぶことが苦痛だったら続きませんよね。

僕はオンラインレッスンで先生と話すのが本当に楽しかったです。

日本とは違う文化を知ることができて嬉しかった。だからもっと話を聞きたい、理解したいと思いレッスンを受け続けました。

また日本の文化も紹介したかったので、そのためのプレゼン資料を作りながらスペイン語の学習を進めていきました。

言語学習で一番重要なことは「継続」することだと思います。

どんなに効果が証明されているものでも楽しくなければ続かない。続かなければ習得することはできません。

なんでも良いのです。絵本を読むことでも、映画やドラマを見ることでも。

最初は非効率だったとしても楽しくて継続できるものを選択するべきだと思います。

見切り発車は成功の元

英語学習者の多くは十分な準備ができてから英語学習を始めようとする。英会話スクールに通うなら、まずは英文法を勉強しておこうとか、基本的な単語は覚えておこうと思い、本屋に行く。そして英文法書や英単語集を選ぶ。

はっきり言うが、そんな準備にかける時間は無駄だ。

なぜかというと、英語学習自体が話すための準備なのに、そのまた準備をするというのは無駄。そんなものは要らない。

いきなり英会話スクールに入ってしまうのが得策だ。

さっきも効率について触れましたが、はっきり言って効率を考えるのは意味ないですね。

大切なのは「アクションを起こせるか」と「それを継続できるか」ということ。

英会話スクールに通うための準備のために勉強したり、どのスクールが良いのかを探し続けるのは時間の無駄でしょう。

スクールに通ってみようと思ったらすぐに行動しましょう。見切り発車は成功の元です。

僕は全くスペイン語が話せないときに見切り発車でオンラインレッスンを受講しました。その結果、4ヶ月後にはB1レベルまで上達しました。

悩んだり準備している時間があったら、さっさと始めてしまいましょう。

とりあえず無料体験だけでも始めてみましょう。

スペイン語のオンラインレッスン「スパニッシモ」を2年ほど利用した感想どうもDarumaです。 僕は「バルセロナへの出張」や「会社にスペイン人が来た」ということがきっかけでスペイン語を勉強するようにな...

さいごに

以上が堀江貴文氏の著書「英語の多動力」を読んで特に共感した部分です。

この本は僕のスペイン語学習に大きな影響を与えてくれました。

上記で紹介した部分以外にもタメになる内容が盛りだくさんです。特に英語で成功した6人の方にインタビューしている部分は必見ですね。

興味がある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。